コンパクト栄養食 アイソカル®

低栄養とは?

「低栄養」とは、からだを維持するために必要な栄養素が不足している状態です。
高齢になると、噛む力や飲み込む力の低下、食欲の低下、食物をからだに取り入れる機能の低下などによって、1日3食の食事をこれまでどおり食卓に用意していても、低栄養となってしまうことがあります
ご自身や周囲の高齢の方が低栄養状態に陥っていないか、ぜひチェックしてみましょう。

※ 中村正史、そもそも「低栄養」ってどういう状態なの?. Nutrition Care 12(6)514-515(2019)

栄養評価ツール「MNA」のご紹介

高齢者の栄養状態を測定する栄養評価ツール「MNA」をご紹介します。

今から30年前、1989年の国際老年医学会の中で“低栄養の高齢者が多いのに、有用な栄養アセスメントツールが無い”という議論をきっかけに開発がすすめられ、1994年に誕生したのが「MNA」です。現在、20以上の言語に翻訳され、世界の多くの国で、臨床現場で使用されています。

高齢者の栄養状態と臨床的なアウトカムの関連する可能性が高い50項目について検討され、関連の強い18項目が採用されたのが「MNA」、さらに最もアウトカムと相関性の高い6項目のみを抽出したものが「MNA-SF」です。日本では「MNA-SF」が一般的に利用されています。

「MNA-SF」の特徴

①スコア(点数)制
構成する質問項目の栄養摂取状況や身体状態や重症度別に配点され、6項目の点数が合計されています。
②スコアによる低栄養の
重症度の階層化
「MNA-SF」の合計スコアとアウトカムを比較した結果、低栄養、At risk、栄養状態良好と3つに階層化されています。
③採血検査不要
血液検査が容易には行えない老人施設や在宅では、血液検査を行わなくて良いのが特徴です。

雨海照祥「MNAガイドブック」医歯薬出版 P22,55-58
雨海照祥「MNAガイドブック」医歯薬出版 P22.55-58 2011

さっそくチェック
してみましょう!

次の質問のうち、当てはまる項目を選択してください。
点数が大きいほど「栄養状態良好」、小さいほど「低栄養」状態を示しています。

14

栄養状態良好

再評価

急性疾患発症時
在宅高齢者:年に1回
施設入所:3ヶ月に1回

低栄養のおそれあり

モニタリング

体重測定:頻回
再評価:3ヶ月に1回

低栄養のおそれあり

栄養ケア

体栄養介入
・食事内容の改善
・経口補助食品(400kcal/日)
体重測定:頻回
詳細な栄養アセスメント

低栄養

栄養ケア

栄養介入
・経口補助食品(400~600kcal/日)
・食事内容の改善
体重測定:頻回
詳細な栄養アセスメント

低栄養状態が気になる方に
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低栄養に早めに気づけるよう心がけるとともに、栄養バランスのよい食事をおいしく摂れるように工夫することが大切です。食欲がないときには好きなものから食べるほか、市販の栄養補助食品なども上手に活用して栄養補給できるとよいでしょう。